用語集

用語集:変異原性試験(SIAA必須試験項目)

試験物質が細胞のDNAに対して傷害作用により、突然変異を起こすかどうか確認する試験である。
この試験は突然変異を引き起こす性質である「変異原性」を、細菌のヒスチジン合成に関与する遺伝子で復帰突然変異があるかどうかを指標にして判定するのが目的である。

【試験方法】
一般に「エイムス(Ames)テスト法」と呼ばれている。試験菌株としてヒスチジン依存性栄養要求型変異株のサルモネラ菌(TA1535, TA1537, TA98, TA100)及び、トリプトファン依存性栄養要求型変異株の大腸菌(WP2 uvr A)を用いて、ラットの肝臓の体内代謝物であるS9mixを添加して変異原性を評価した。  

【試験結果・ゼオミック】
非復帰性細胞と復帰性細胞ともにそのコロニー数の減少が見られた結果から、全濃度域で復帰突然変異性を有しない(陰性)と判定された。  

【試験結果・セラメディック】
非復帰性細胞と復帰性細胞ともにそのコロニー数の減少が見られた結果から、全濃度域で復帰突然変異性を有しない(陰性)と判定された。

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