お知らせ

愛知県水産試験場様が当社抗菌剤による水カビ病発症抑制効果について紹介しました

2018年03月05日お知らせ

 3月3日~4日、東京海洋大学品川キャンパス(東京都港区港南)にて「平成30年度日本魚病学会春季大会」が開催されました。同学会において、愛知県水産試験場様より「銅イオン溶出セラミックビーズによるキンギョ受精卵の水カビ病発症抑制効果」に関する当社との共同研究成果が紹介されました。当社は銅イオン担持ゼオライトビーズ(Cuビーズ)を本研究向けに提供しています。

 以前よりキンギョ養殖では、春先の産卵初期に得られる「一番仔」は良好な形態の個体が多いとされていますが、この時期は水温が低くふ化までの期間が長いため、卵の管理中に水カビ病の発症等でふ化率の低下が起こりやすいことが問題視されていました。今回の研究では、Cuビーズ添加試験区においてキンギョ受精卵の水カビ病の発症が有意に抑制され、ふ化率も向上していることが確認されました。

 今後も当社は、独自の抗菌技術を活用した魚病予防技術の実用化に向けて研究を進めてまいります。

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