用語集:殺菌活性値
殺菌活性値:Bactericidal Activity Value
社団法人繊維評価技術協議会(JTETC)で定められている基準で、
接種直後の標準布の生菌数(A)を18 時間培養後の加工布の生菌数(C)で除した値と規定されている。
殺菌活性値には「一般用途」と「特定用途」があり、「一般用途」では黄色ブドウ球菌・肺炎桿菌で試験を行い、
対数値が0 以上で効果があるとされている。
また「特定用途」では、黄色ブドウ球菌・肺炎桿菌の他にMRSA を用いた試験が行われ、
対数値が0 を超えれば効果があるとされている。
【計算式】
A:接種直後の標準布の生菌数
C:18 時間培養後の加工布の生菌数
一般用途
A
殺菌活性値 = log ─── ≧ 0
C
特定用途
A
殺菌活性値 = log ─── > 0
C