アルデヒド用消臭剤「ダッシュライト®」
1.「ダッシュライト」とは
ダッシュライトは、アミン系有機化合物を無機化合物に複合坦持させた反応型の新たな有機/無機ハイブリッド消臭剤です。
2.「ダッシュライト」の特長
耐熱性
無機化合物に担持することにより、単独の有機系消臭剤と比較して耐熱性が向上しております。そのため、生地、不織布等への加工温度に耐えることができます。
耐久性
無機化合物に担持することにより、有機系消臭剤の揮発、流出を抑制しております。そのため、有機系消臭剤単独に比べ、消臭効果の持続性が期待できます。
再放出性
化学的に吸着除去するため、物理吸着する活性炭のように吸着したガスを再放出することはございません。
3.「ダッシュライト」の消臭メカニズム
アミン系有機化合物とアルデヒド化合物が反応して、脱水縮合を起こしアルデヒドを化学的に吸着します(シッフ反応を利用)。また、アミン系有機化合物を比表面積の大きな無機化合物に担持させることで、吸着効率を向上させております。

4.「ダッシュライト」の物性
| 商品名 | |
|---|---|
| ダッシュライトM | |
| 組成 | アミン系有機化合物とケイ酸塩系無機化合物の複合物 |
| 外観 | 白色粉末 |
| 耐熱性 | 220℃以下 |
| 粒度 | 6〜7μm |
| 真比重 | 2.2 |
| かさ比重 | 0.2g/cm3 |
5.「ダッシュライト」の安全性
ダッシュライトMは、構成成分である有機化合物、無機化合物ともに安全性の高い物質を使用しており、ハイブリット化した物質についても各種安全性試験において高い安全性が確認されています。
| ダッシュライトM | |
|---|---|
| 急性経口毒性試験 | 2000mg/kg以上 |
| 皮膚一次刺激試験 | 無刺激性 |
| 皮膚感作性試験 | 陰性 |
| 変異原性試験 | 陰性 |
6.「ダッシュライト」の消臭性能
アルデヒド化合物の中で消臭が困難とされるアセトアルデヒドについて、ダッシュライトMの消臭効果を確認した。
試験方法
所定濃度に調整したアセトアルデヒドガスを用意した。このガスをテドラーバック内に3L充填しダッシュライトM 0.1gとともに密閉し、所定時間後のガス濃度を検知管により測定した。
測定結果
(1)アセトアルデヒドの測定結果

(2)アセトアルデヒドの測定結果(初期濃度変更)

(3)アセトアルデヒド以外のガスに対する測定結果
ダッシュライトMはアセトアルデヒド以外のガスに対しても消臭効果を有します。加齢臭の原因物質といわれる不飽和アルデヒドのノネナールや、悪臭とされるいくつかのガスについても消臭試験を行っております。

7.「ダッシュライト」の用途と留意点
- アルデヒドの種類と問題となる分野
- ホルムアルデヒド:接着剤、合板、建材
アセトアルデヒド:タバコ臭、接着剤、パーティクルボード
ノネナール:加齢臭(おやじ臭)
- 主な用途:自動車内装材、各種フィルター(空気清浄機・エアコン・脱臭装置)、住宅建材、インテリア(カーテン・壁装・パーテイション)、アパレル、日用雑貨等
- 商品形態として粉体及び20%スラリー品を準備しています。
- 水分散品や20%スラリー品は、長期間保管すると、沈降や粘度変化が生じることがあります。この場合、ミキサー等で混合して下さい。