Q.無機抗菌剤と有機抗菌剤の違いは何ですか?

抗菌剤:無機と有機の比較

  無機抗菌剤 有機抗菌剤
抗菌性 遅効性。
細菌・カビ・酵母の広範囲で効果を発揮
即効性。
効果の発揮される種類が限定される物が多い。
耐性菌ができ、効果が出なくなる場合がある。
耐熱性 樹脂成型温度(最大350℃)でも分解・変質がなく、抗菌性を発現。 一般に樹脂成型温度で一部が揮散か分解を起こす。
持続性 水、有機溶媒等による溶出はなく、長期渡り抗菌性を発現。 水、熱等により蒸発・分解を生じやすく有効成分が減少し、効果が低下する。
加工性 粉体形状で従来の顔料等と同様に扱える。
分散性に注意が必要。
加工時に熱がかかる方法では蒸発・分解のおそれがあり、注意が必要。
安全性 銀を有効成分としたものが大部分。銀の安全性は高い。 抗菌剤自体の毒性は少ない。
分解物や揮発物等類縁物質について完全に安全性を確認できていない。

このページの先頭へ